第1回テクニカルトレーニングを受けて
目次
当ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回の内容は、先月実施された第1回テクニカルトレーニングを受講したときの内容を書きたいと思います。 プログラムを組んだことが無くても、興味が無くても、記事を読んで、少しでもやってみたいと思っていただけたら嬉しいです。
簡単な筆者プロフィール
- プログラマ3年目
- 音楽大学出身 ホルン専攻(理数系苦手)
- 職種未経験
- アラサー女性
テクニカルトレーニングとは
今年の4月に新設された制度で、テクニカルリーダとなった社員の方が、トレーニング参加者(一般社員)に技術的な講義をして下さる会です。
トレーニング内容は、テクニカルリーダに一任されています。
実施方法は新型コロナウイルス感染対策のため、基本的にオンラインで実施されます。
第1回トレーニング
初回トレーニングは 5/16(日)10:00~12:00に実施されました。
テクニカルリーダは、ゲーム系エンジニアとして第一線で活躍されている女性社員。
トレーニング参加者は、筆者と一般女性社員(1名)という、女子会でした!
トレーニング内容は、Docker(後述)を使用してのPHPフレームワーク Laravel のローカル開発環境を構築しよう!という内容です。
Dockerについて
PHPやPython、Rubyなどプログラムを動かすための環境を自分のパソコンに手軽につくれるツールです。
近年開発の現場で多く取り入れられています。
インストールの仕方から実際の環境構築まで、Googleなどで調べると沢山出てきますので、勉強を始めるきっかけに丁度良いと思います。
以前は Windows 10 Pro でしか Docker を使用できませんでしたが、現在は WSL2(※) を利用して Windows 10 home でも使用出来るようになっています。
クジラのマークが目印!
Docker ドキュメント(日本語)
https://docs.docker.jp/
Docker ドキュメント(英語)
https://docs.docker.com/
※WSLとはWindows Subsystem for Linuxの略で、WindowsでLinux(リナックス)が使えるツールです。
WSL2を使用するには、WSLをインストールし2に更新する必要があります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10
トレーニングの流れ
テクニカルリーダが事前に用意してくださった教材を見ながら解説してくださり、トレーニング受講者はそれぞれのパソコンの画面表示を共有し、リーダに見ていただきながら行いました。
※Google Meet 画面共有機能使用
コマンドを一つ一つ入力していき、分からないところがあれば逐一質問していくという流れです。
1対2の少数人数だったため、不明点などの質問がしやすかったです。
※実際の教材
事前に受講者がやっておくこと
今回はDockerの基礎は敢えて触れていないため、トレーニングを受ける前にDockerについて勉強しておく必要がありました。
イメージ、コンテナ、ボリュームなど
筆者は以前に業務でDockerを使用しLaravel環境構築の経験はありましたが、不安でしたので復習しました。
トレーニングを受けて学んだこと
今回トレーニングを受講して学んだコマンドが2つあります。
1. コンテナに入らなくてもファイルが作成できるコマンド
$ docker-compose exec [コンテナ名] php artisan make:ファイルの種類 [ファイル名]
以前はアプリケーションコンテナに入ってからファイルを作成していましたが、上記コマンドはコンテナに入る手間が省けます。
2. パーミッションを777に書き換えるコマンド
$ docker-compose exec [コンテナ名] chmod -R 777 [権限変更したいフォルダ・ファイル名]
開発をしているときに散々permission denied(アクセス拒否)で苦しんでいました。 上記コマンドを使用すると解決します。
自分で調べながら行う事も大切ですが、先輩に聞く事は、1人では分からなかった事や知らなかった知識を得られるのでとても重要です。 最初は全く分からず、1つ1つの作業で躓いても、解決しようと取り組むうちに理解していくと思います。 やらなければずっと分からないままですが、分からないなりにやっていればそのうち分かる、という事を学びました。
実際にDocker Laravelで行っている業務
社内向けのアカウント管理ツールを開発しています。 バックエンドでLaravel フロントエンドでVue.jsを使用しています。
今後のトレーニング
今後も定期的にトレーニングが実施される予定です。 次回も是非受講したいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。