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身近なSDGsについて考える

みなさんこんにちは。
今回は現在世界中で取り組みが進んでいるSDGsに着目して記事を書いていきたいと思います。

●「SDGs」(エスディージーズ)とは?

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
SDGsには世界を変えるための17の目標があります。

17の目標アイコン

なんとなく意味は分かるけど、具体的にはあんまり・・・という方が多いのではないのでしょうか?
なので皆さんが日頃から口にしている『食事』で、かつ身近なことからSDGsに貢献できることをご紹介します!

■お買い物からできること

買い物の仕方を考えることは食品ロスを減らすことに繋がります。
「食品ロス」とは、本来食べられるものなのに捨てられてしまう食品のことです。
日本の年間の食品ロスの量は、612万トン(農林水産省・平成29年度)になっていて、1日に換算すると、1人当たりお茶碗一杯分のご飯と同量の食べ物を捨てています。食品ロスを減らすことは私たちができるSDGsへの取り組みの1つです。

買い物

■料理からできること

みなさん料理はお家でされていますか?
料理の仕方を少しずつ変えることも食品ロスを減らす取り組みの1つで、工夫次第では食品ロスを限りなく0にすることもできます。

①家に残っている食材から使う
冷蔵庫に残っている食材や賞味期限が近い商品を使うようにしてみましょう。

②食べきれる分を使う
毎回スーパーやコンビニに行くとついつい買いすぎてしまうそこのあなた!ぜひ買う前に自分や家族が食べきれる量を考えて買ってみてください。
それでも食べきれなかった場合は、冷凍保存をして後日食べられるようにするといいですね。

③1つの食材のバリエーションを増やす
色々な料理が作れるようになると1つの食材を余らせずに使いきることができます。(筆者はまだまだ余らせてしまいがちですが…)
InstagramやYouTube、料理系アプリでレシピが掲載されているのでこの機会に学んでみましょう。

料理

■野菜は正規品以外でも品質は問題なし!

市場で決められた大きさや形、品質、色の「規格」から外れてしまった野菜のことを規格外野菜といいます。
例えば、極端に曲がっているきゅうり、色が通常より薄いトマトなどが挙げられます。
規格外野菜として廃棄される量は、生産された野菜量の約30%〜40%にものぼりますが、美味しさや栄養は普通の野菜と変わりません。
最近では、規格外野菜が直売所や道の駅、農協、スーパーで安く売られているので、規格外野菜を選んでみてください!
また近年は規格外野菜を扱うサービスも増えており、規格外野菜がドンドン身近になりそうです。

野菜

SDGsって定義が壮大で何から手を付けていいかわからない…と思うかもしれませんが、身近なことで自分のできる範囲から少しずつ意識を変えるだけでも継続することによって大きな成果となります。
環境面に配慮した、おいしいご飯で日々の生活に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。

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