6月特有の不調とセルフケア
目次
こんにちは!
梅雨になり、天気が崩れやすい季節となりましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、リモートワークとなり自宅作業が続いている方や、業務上やむを得ず感染対策をしたうえで会社へ通勤されている方も多いのではないでしょうか。
5~6月は気温・気圧が大きく変動したり、新生活が始まった方からすると少し疲れが出てきたりして、ストレスが溜まりやすかったり体調を崩しやすかったりする季節でもあります。
今回は、この時期特有の不調・手軽にできるセルフケアをご紹介しようと思います。
【近頃起こりやすい体の不調って?】
・季節の変わり目により起こる不調
春は日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。
寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。
・テレワークにより起こる不調
①孤立感・コミュニケーション不足による不調
テレワーク導入時は、通勤時間が無くなった分、「朝の時間に余裕ができた」「身体的に楽」といった前向きな声も多くありました。
しかし、テレワークが長期化している今、ひとり暮らしを中心に孤立感を訴えるケースは増えています。
コミュニケーション方法がオンラインになり、文字ツールでのやりとりが増え、情報共有の量が圧倒的に減ってしまいました。雑談レベルの会話や細かなニュアンスをやり取りすることができなくなり、行き違いや誤解も生じています。
②VDT症候群(Visual Display Terminals syndrome)
テレワークの導入や長時間のスマホ・PC利用によりVDT症候群の症状を訴える方が増えています。在宅作業では休憩が取りづらく、業務に集中しすぎてしまう方も多いようです。
休憩不足や悪い姿勢のまま長時間過ごした結果として、目の症状、身体的症状(首肩こり・手や腕のしびれ)、精神的な症状が出てきます。
※筆者は半分テレワークなのですが最近までローテーブルで仕事をしていたので足のしびれと眼精疲労がひどかったです…!
・新生活により起こる不調
「5月病」はみなさん聞いたことがあると思いますが、最近では「6月病」が増えているようです。
その性質は「5月病」とは異なり、4月入社の新入社員だけでなく異動・昇進などで環境の変わった社会人に多いものです。
4月からの環境変化が発端であることは同じですが、6月病は特にまじめに頑張る人に多い傾向があります。多少の不調があっても「このくらい大丈夫。もっと頑張らないと」と心身に鞭打って走り続けてしまい、無理がきかなくなって倒れてしまう、ということになりがちです。
【手軽にできるセルフケア】
・食事と睡眠の関連性
季節の変わり目や6月病の対策としては共通して睡眠と食事が密接にかかわっているようです。
まず睡眠をとることはやはり大事ですね。睡眠をとることで心身ともに前向きになることができます。
次に食事です。自律神経にはビタミンB6(まぐろ、かつお、バナナ等)炭水化物・6月病にはビタミンB1(玄米、豚肉、ウナギ等)が有効です。
また、朝食をしっかり食べると寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるのに大きな役割を果たすそうです!
「眠れない!」なんて日がある人は湯船に浸かったり、思い切って眠くなるまで読書や映画鑑賞をしたりすると入眠しやすくなるのでぜひ試してみてください。
・VDT症候群の対策
『1時間に1回、5分程度の小休憩をとる』『姿勢を整える』『パソコン画面の位置や、部屋の明るさを調節する』などがあります。
まずは、今すぐできる簡単な対処法として「1時間に1回、時間を決めて意識的に立ち上がる」ことから始めてみてください。
理想的なVDT作業環境に関しては、厚生労働省で基準が設けられているので、興味があれば以下をご参照ください!
VDT作業に関する基準(厚生労働省策定):
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000184703.pdf
いかがでしたでしょうか。
筆者は最近テレワーク&勉強用にデスクと椅子を購入したのですが、足のしびれと眼精疲労から解放されて今はだいぶ楽になりました!
何か一つやってみるだけでも大きく改善するかもしれないので、ぜひ試してみてください!