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SESで案件を断ることはできるの?断った際のリスクや断った方がいいケースを紹介

SESの案件は断ることができる?

SESにまつわる不安の一つとして、案件を断ることができるかどうかというものがあります。SESでは正社員として雇用されているケースが多いので、案件を断るにしても自分だけの意思で決めることができないことが一般的です。さらに、正社員としてSES会社と契約関係にあるのであれば会社としても待機料を支払っているので、SES会社に勤務している以上、会社から振られた仕事は受けることが前提になっています。正社員以外の雇用形態のSESであれば検討の余地はありますが、何れにしても案件を断るのはリスクといえます。

例えば、雇用形態が契約社員やフリーランスなどのエンジニアが、仕事を選り好みして断ったとしたら、SES会社の営業(マネージャー)がその人に対して仕事を入れる優先順位を落としていくことが考えられます。

営業(マネージャー)は、5、60人のエンジニアを同時にマネジメントしていることもあるので、わがままを言うようなエンジニアに対しては、「使いにくい」と思ってしまうからです。仮にそのエンジニアが経験やキャリアがある人でハイパフォーマーであれば、多少のわがままを通してくれることもあるかもしれませんし、会社も辞められたくないので配慮をしてくれることもあるでしょう。しかし、業界経験が3年未満であれば決してわがままを言える立場ではありません。

SES会社の営業(マネージャー)は、あの手この手で顧客企業との関係づくりをして仕事をとってくるので、苦労して手に入れた仕事枠をエンジニアに断られてしまうと、あまり良い気持ちがしないのです。

面談後に案件を断ったらどうなる?

エンジニアは客先常駐する前に先方企業と面談をしますが、面談後に、「この会社はちょっと……」と思い、断ることもあるでしょう。しかし、いかなる理由があろうとも、先述した通り“断る”という行為自体がNGに近いので、もし断ったとしたらSES会社や営業とトラブルになることや、給与カットの可能性があることも確かです。

そこで、会社としては仕事を断る社員に対して派遣やフリーランスへの移行を提案することもあります。なぜなら、社員である以上は仕事を断ったとしても待機料として仕事をしていない時間も給料が発生してしまうため、会社としての負担が大きくなってしまうからです。また、マネージャーにとっても、せっかく取ってきた仕事を断られてしまうようでは日々の業務の負担が大きくなるので、会社としてはマネージャーの離職を回避したいことからエンジニアの方に雇用形態の変更を促すわけです。SES会社としては、エンジニアを探すよりも営業・マネージャーを探すほうが大変なので営業を大事にするということです。

案件を断った方が良いケース

  • 通勤の負担が大きい

都内にしても東京の僻地など住んでいたりすると常駐先が遠いこともありますが、勤務地と自宅の遠さを理由に断ることは正直難しいです。そこで、常駐先が前もってわかっている場合には、あらかじめ通勤しやすい場所に引越しをしておくなどの対策を取ってもよいでしょう。

  • 仕事内容

仕事内容がガラッと変わるようであれば、断っても仕方ないかなという考えはあります。同じジャンルの中であれ嫌これ嫌というのはわがままと捉えられますが、大きい括りでジャンルが異なるようであれば、それを断ることに対しては会社も一定の理解を示してくれます。

エンジニアには大きく6種類(アプリケーション、ソフトウェア、サーバー、セキュリティ、運用、テスト)あり、種類が変わるようであれば仕事内容もガラリと変わるので交渉の余地はあります。しかし、同じ種類の中で、案件ごとの好き嫌いを理由に断るのはわがままと捉えられます。

  • 客先面談で詳しく聞かれない

エンジニアは、客先常駐する前に客先企業と面談をしますが、面談の時に厳しい対応をとる企業の方が、実は職場がホワイトであるということが結構あります。しっかりとした企業には厳格な採用基準があるため、根掘り葉掘り聞かざるを得ないので、多少威圧的と感じたとしても怖気付く必要はありません。逆に、簡易な面談でよしとしてしまう企業は離職率が高かったりするので危険視した方がよいでしょう。

まとめ

エンジニアはわがままを言って案件を断ることもできますが、営業優先順位を下げられるなど自分の立場が危うくなることは否めません。

営業としてはわがままを言う面倒な人よりも、すぐに現場(仕事)が決まる人や楽な人に積極的に仕事を入れていきたいのが正直なところです。

エンジニアは営業・マネージャーとの関係性が大事です。愚直に案件をこなしている誠実なエンジニアに対して、「この人のためならがんばりたい」と思えるかどうかで営業の気持ちも変わってきます。

十分な経験がないにも関わらずわがままを通そうとすると、社内での評価や待遇などにも影響が出るので気を付けた方がよいでしょう。

アンリミでは仕事を断りたいと申し出たエンジニアに対して、内容によっては受け入れることもあります。断る理由が感覚的なものであったり、好みによるものであったりする場合は了承することが難しいですが、仕事内容がこれまでと著しく違ったり、労働条件が聞いていたものと乖離していたりする場合に関しては、エンジニアの意向を通すこともあります。

アンリミはエンジニアとマネージャーとの関係性や人間関係を大事にしています。エンジニアが自分に振られた案件に対してマネージャーに気兼ねなく意見ができるように、普段から営業・マネージャーと良好な関係を築き、なにかあれば相談できる間柄を作っておくことが大切だと考えています。 エンジニアとしてSESの仕事に興味のある方は、ぜひアンリミにお問い合わせ下さい。

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